敷布団は薄い方がお薦めできるという嘘
「腰痛抱えている人というのは敷布団は薄手の方がお薦めできる」という噂は嘘です。
というのも、医学分野における裏付けはまず見当たらず、
薄い敷布団はむしろ腰を痛めてしまいます。
椎間板ヘルニアを経験した方であれば(これを見ている人でいるのか?^^;)、
そんな薄い所に寝ているとズキズキと痛みで寝れないと思うはずです。
「暗い箇所で書籍を読むと視力が低下する」
という事に医学的根拠はなく、嘘だったという話と同じようなデマです。
また、
「腰痛の人は薄い敷布団が望ましい」という話もよく聞くが、
それが嘘であるケースもここ数年はテレビなどでも特集があったりと、
既に明らかだと認識している人もいるでしょう。
敷布団の良し悪しはすぐ分かる?
薄っぺらい敷布団に横になると、自分自身の身体のウェイトで
尻と腰が圧迫され血の巡りが悪化して腰が重く(痛く)なります。
実際に、自分も薄っぺらい敷布団で寝入ると、
翌朝起きた時に腰が悪化する事があります。
良い敷布団は「6ヵ月位使用してみると間違いなく腰に痛みを感じなくなる」と感じ、
ジャッジするのに時間を必要とするが、悪い敷布団になると1日寝てみれば即判断できるようになります。
それ位の差が出てくるのが敷布団です。
薄い敷布団で寝ると翌朝には、腰がズドーンと重くなり、
「このままだと痛くなるかな〜」という腰痛を抱えている人なら分かると思いますが、
あの不快で特徴的な腰の重さが発生してきます。
安易に薄い敷布団を選んではいけない
少し前に「敷布団は薄い物の方が寝返りがうちやすいからオススメ」などと
それが一番のような事をいう専門家をテレビ番組で見かけたが、
「きっとあなたは腰痛抱えてないからあなたが薄い布団に寝ても、そうじゃない布団に寝ても腰の変化はないでしょうが」
と、安易な事を安易に言わないで欲しいとそんな人を見るたびに思っています。
そもそも寝返りは、仰向けに寝ている時などは自分自身の体重で
背中側が圧迫され血の流れが悪化した時に、その流れを開放・正常に戻すするために行う行為です。
しかしながら、「やわらか過ぎる敷布団も腰にはひどく障害となる」のは本当です。
これは、きちんとした要因があります。
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